さてさて、行ってきましたよ。豊橋でのStreet VWs Jamboree。
新潟を前日の8時過ぎに出発し、途中仮眠して、現地に着いたのはゲートオープンジャストくらい。500kmちょっとの道のりも走ってしまえばあっという間でしたね。
ラージエリアにて親父の作ったバブルヘッドとディスプレィ。トップを途中にしてあるのは、閉めてるとカブリオレらしくないし、全部開けちゃうとトップを紺にしてあるのがわかりにくいから。
で、とてもじゃないけど全部を網羅できないので撮ってきた写真でイベントの一部をご紹介~。
そして今回のD-Styleチョイスは。。。。
って、私がチョイスするまでもなく大勢の注目を集め、見事BEST OF SHOWですよ。
ラージエリアで私の隣にいたもんだから、皆さん私のゴルフを素通りしてこのOVALを見る見る(笑)
オーナーのYさんと初めてお会いしたのは2010年のジャンボリーで私のOVALの後ろに当時の黒いOVALが停まっていたことからお話させていただいたのがきっかけ。それ以来、Twitter等で仲良くさせていただいていて、その間にも何台か作ったクルマは雑誌やWebでも紹介されてきたのでご存知の方も多いかと。
フルクロームのエンジンには懐かしのドレスアップアイテム、ダッシュにはホワイトのVDOなどなど、もはやYさんの代名詞にもなってしまったスタイル。クルマは変わってもこのスタイルは不変。最初にお話させていただいた時もこのスタイルが私の年代にはドツボだったから。人や世代によってはピンと来ないかもしれませんが、創刊当時のLet’s Play VWsやCal Magazineを見ていただけるとYさんが確信犯だとわかるはず。これでFINISHではなく次のイベントに向けてまだ何かやるみたいなので、他のイベントで見かけたらドコが変わったのかチェックしてみてはいかがでしょう~。
で、WinnerがD-Styleチョイスではおもしろくないので、今回のD-Styleチョイスはコチラ!
水色のGOLFⅠの横で展示していたプラモデル。「へ~、こんなのあるんだぁ」とオーナーさんに聞いてみたところ、フロント部分は既成のプラモデルをベースに、リア部分は自作されたとか。
モチーフになったのはこちらの「Bischofberger」という今はもうないドイツのコーチビルドメーカーが架装したキャンパー。プラモデルと同様にボディ後半を改造して作ってるようですね。オーナーさんはこのGOLFがとても気に入って自作してしまったんだそうです。こうして見比べてみるとまるでホンモノのような精巧さです。
プラモデル系の世界ではフルスクラッチしちゃうコアな方もいらっしゃいますけど、特筆するところはこのリア部分を3Dプリントで作っちゃったということ。写真じゃよく伝わらないかもしれませんがまるで既製品のように成型も仕上げも自然で、もちろんルーフトップは開閉するし、内部も小物まで含めて精巧に再現されていて、もはやホビーの域を完全に超えています。3Dプリント用の3Dデータももちろんオーナーさん自ら作成です。
プラモデルの奥に展示されているHazetのツールボックス。VW乗りにはお馴染みのアイテムですが、こちらは皆さん買ったであろうあのモロゾフのチョコレートのパッケージを利用し、工具を3Dプリントで作って再現されたミニチュアツールボックスです。私もパッケージは大切に保管してますけど、まさか中身を作ろうなんて発想はありませんでしたよ。間近でみると工具に入ったロゴなんかもしっかり再現されていて、こちらもアマチュアのレベルじゃありません。
軽い気持ちで覗いたら、このディープさにKOされてしまいました。
もし他のイベントで見る機会があったら隅々までよ~く見てください。マジでビックリしますから。
そして、イベント全体としてはVolkswagen Group Japanの全面協力ということで、今までとは違う充実さでしたね。ハッシュタグ「#streetvws2019」でTwitterやInstagramに投稿するとこんなプリントをしてくれたり、他にも施設内を公開したりと、ここまでされたらもうお台場には戻れないんじゃね?ってくらい。
あとはエントリーしているVWが普段あまり見かけない西日本の方が多かったのも印象的でした。逆に東日本のイベントでいつも見るVWが来てなかったりとか。私も西の方まではあんまり行かないので結構新鮮でした。
素晴らしいイベント、ありがとうございました。
また、お会いした方々もありがとうございました。
ラリーストライプをご購入していただいたザ・ビートルオーナーさんにも声をかけていただいてうれしかったです。