ショーアップ

Cruisin’の最新号でGrand Natinal Roadster Showのレポートが載っていて、もちろんエントリーしているショーカーは全て溜息モノのハイクオリティ(そしてハイダラー)揃いなわけですが、興味深かったのはレポの終わりに載っていたショーの舞台裏です。

気が遠くなるくらいのクリーンナップ&ポリッシュアップ、カーペットを汚さないために使われているタイヤのカバー、凝りに凝ったディスプレィ、蛍光ライトを照らしてボディをチェックするChip Foose、床に寝そべって懐中電灯でフロアウラまでチェックするジャッジ・・・・。昨年末にHot Rod Custom Showを初めて訪れた時にはこれまで見てきたカーショーと比べて雲泥の差(もちろんHRCSは雲の方)だったのにカルチャーショックを受けましたが、Grand Natinal Roadster Showはもうそんなレベルすら超えています。元々クルマやバイク自体は好きでも磨くのが嫌いな私としては彼らは神ですよ。アレ見てると、いつかはHRCSにエントリー・・・・なんて気持ちも萎えてしまいそう。

日本の空冷VWイベントの場合はほとんどがアウトドアイベントですからそこまではムリとしても、ディティールアップやショーアップの面でまだまだレベルが低いのが現状。ジャンボリーでも乗ってきてそのまんまってクルマがけっこー多かったですしね。

まぁそういう敷居の低さがいい面でもあったりするわけですが。

3 Comments

  1. 以前、この本を出してる会社にいたので少しそのあたりのこと分かってるつもりだったんですが、日本もかなり凄いっす。今回、HRCSの上位入賞を狙ってエントリーした観音ピックに関われて実感しました。エアバルブの位置と地面に対してホイールキャップの向きを合わせたり、ホイールの裏まで磨いたり、配線の処理も覗き込んでもいい加減な所がないようになどかなり気を使いました。
    が、HRCSって前日搬入なんですが、搬入終わってから朝まで、ジャッジの方々は予想を超えたところまでチェックしてました!(当日の朝、どこまで見たか、かすかな痕跡がありました)
    ローライダーのショーの裏側は分からないですけどあの世界もかなりなことになってると思います。

  2. いやほんと、あれだけのショーで通用するクルマを作るにはとてつもないパワーがいるんだなと痛感しますよ。
    endさんから話を聞いてから私もエアバルブとセンターキャップの向きは気にするようになりました^^;

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