円弧動エンジン

この前のautoblogで気になった記事。

ロータリーエンジン復活!? レシプロとロータリーが手を組んだ”円弧動エンジン”開発者募集中!! – Autoblog 日本版

 

「円弧動エンジン」って何~??と記事を見てみると・・・・なるほどぉ、おもしろいですね。

円弧動エンジン

この絵だけ見てもイマイチ仕組みがわかりにくいので、こっちのFLASHを見るとよくわかると思います。

 

原理的にはレシプロに近い感じでしょうか。真ん中のパッタンパッタンと動いているうちわみたいなのがピストンなんですね。1つのピストンに対して燃焼室が2つ、それが対になってるので実質的に4気筒ということでいいのかな?でもこれはロータリーと絡めるとかえってわかりにくいかもしれませんね。

開発中の円弧動エンジンは排気量が1080ccで、従来エンジンと比較して燃費が1/3、パワーは244PS、トルクは18.0kgf・mを発生・・・・ということで、単純にこれを2連装にすれば2リッターで500PS近くのパワーが引き出せることになります。まぁ理論値ですけどね。

軽量・コンパクトでEVのように大きなバッテリーがいらない円弧動エンジンはバイク用としても向いてるかもしれません。500ccで120PSも出せれば充分すぎです。

 

世界的にEVやFCVに目が向いてる昨今、内燃機関はいずれ無くなるような気がしなくもありませんが、こういう新たな発想が出てくるのはまだまだ内燃機関にも可能性があるんだな~と楽しみになってきますね。