スポーツスターが帰ってきて、今日は天気も良かったのでチョイ乗りついでに写真撮ってきました。
散々引っ張ってすみません。
やっとお披露目です。
最後までシークレットだった色は現行マーチに使われている日産純正色「オリーブゴールドメタリック」。
たぶん人によって好き嫌いの分かれる色でしょうけど、ハデ過ぎず、地味過ぎず、どことなくオールドスクールっぽくもありながら、21世紀っぽくもある、おもしろい雰囲気になったと思います。
先に見ていた方からも概ね好評で、自分的にもかなり満足です。
今回のメインであるタンクはHD純正2.25ガロンタンク。
サイドはぐるっと一周ラインを入れ、中にロゴを配置。ラインは他年式でも使われているオーソドックスなものなのでもちろん違和感はナシ。ロゴはいかにもピンスト!という文字が躍った感じではなく純正でありそうな雰囲気で、という抽象的なオーダーでしたが、Derringer Custom Signsさんはそれを見事に表現。特にyから続くラインのデザインは秀逸。白と黒のみでシンプルでありながらハイセンスに仕上がったと思います。
タンク上面にはガスキャップを囲むようにラインを入れてもらいました。こちらはキャップに回り込むように、ということ以外は特に細かいオーダーはしていませんでしたが、さすがのセンスで仕上げてくれました。
Fフェンダーは縁に沿ってラインを入れて、アクセントにピンストを。こちらも細かいオーダーはしてませんがタンクとイメージを合わせて華を添えてくれました。
Rフェンダーはシンプルにプレスに沿ってぐるっとラインを入れ、テールランプ下で軽くアレンジ。このやり過ぎないさじ加減が絶妙でとっても気に入ってます。凹みがあったフェンダーストラットカバーはこの機会に新品に交換しました。
シートは同じソロシートでもハガーでよく使われていたボタン留めのタイプに変更。あえてこのヤボったいシートを使うことで年代不詳の不思議な雰囲気を出してくれます。2.25Gタンクにしたことでタンクとシートの間からフレームが覗くことになりますが、この位置関係こそスポーツスター本来の雰囲気を感じさせる一番好きなポイントです。
ひとまずこれでスポーツスターのイメチェン計画はFinish。
前と随分イメージが変わって、自分としては大満足です。
で。。。。ここまでやっといて実はどノーマルっていう(笑)
気持ちとしてはウインカーくらい小振りなものをナローにマウントしてもいいかなーなんて事も思うんですけど、あえてこのみかんウインカーのままってのがヤボったくてダサカッコいいかと。
今回のコンセプトが「素のスポーツスターのカッコ良さを引き出す」なので、タンク上面とFフェンダーのピンスト以外は純正の雰囲気を壊さないようにして、知ってる人ならペイントが変わってるのはすぐわかるけど、知らない人が見ればこういう外装のもあったのかな、と思うくらいがベスト。
相変わらず「わかりにくい・伝わりにくい」のが好きですね(汗)
スポーツスターと言えどもハーレー全般的には「イジってナンボ」が多い中、ノーマルでもライトカスタムで楽しめることや、実はスポーツスター本来の姿のカッコよさに気付いてもらえたらうれしいです。
そんなわかりにくい作業に付き合ってくれた皆さんには大変感謝です。
ペイントを担当していただいたGARAGE HYDEPARKさん。
ピンストライプを担当していただいたDerringer Custom Signsさん。
そして全ての換装作業を担当していただいたCORE CREWさん。
ありがとうございました!!
本来であればトータルでお願いするところ、パート毎に分けるという面倒なことは私のワガママだったのですが、それぞれ以前からお願いしたいと思っていた面々で、それぞれにいい仕事をしていただいたお陰でとても満足度の高い仕上がりにすることができました。
中でもカスタム屋であるCORE CREWさんにどノーマルの作業をお願いするのはある意味ケンカ売ってるようなもんなのに、快く引き受けていただき、最後には「いいっすね!」と言ってもらえたのはうれしかったですねー。
今後は腐食の進んでるFフォークのアウターチューブをキレイにしたり、気分によってはやっぱりウインカー変えたり、やりたいことはいくつかありますが、基本的に大きな外観の変更はこれで終わりで、あとはヘタレな脚周りのリファインやハンドルバーを変更して乗りやすいポジションへの変更などの「楽しく気持ちよく走る」という面を主にモディファイしていく予定。
ま、結局はどノーマルのキープストック路線ですね。
しかし、カスタムを否定してるわけではないので、将来的に方向性が変わったらハードカスタムに変更することもあるかもしれません。
クルマでもバイクでも基本は「楽しむ」こと。
車種も排気量もスタイルも、オーナーがその時一番やりたい形で楽しめるのが何より大事。自分の好みと違うものを否定したり壁を作ったりするのは楽しむこと自体をスポイルする、そういう風に考えています。
それができるバイクに乗れていること、一緒に楽しむ仲間がいること、それを支えてくれる人たちがいること、それこそが何よりしあわせなことです。
新潟のバイクシーンはそろそろ冬眠に入ります。
また暖かくなった頃、みんなと走りたいですね♪
Thanks for all!!!