ウワサ通り、SR400は排ガス規制をクリアできずに8月で生産終了になってしまいました。
SR以外にもセローやドラッグスターも生産終了になり、ヤマハのオフロード車に至っては継続車種がゼロという事態にまで。
これはもうヤマハだけに限った話ではなく他社も軒並みラインナップ落ちが多数。
かつてない程に異常事態です。
しかし、ヤマハからは嬉しい発表もありました。
「SR400、セロー250、トリッカーは後継モデルの開発に取り組んでおります。(発売時期は未定)」
逆に言えばSR・セロー・トリッカー以外は後継モデルはナシということでもありますが、ヤマハの看板車種であるSRとセローはモデルチェンジしてこの先も続くということが確約されたわけです。
あとはどんな形に生まれ変わるのか。
セローは多少変わったとしてもマインドがセローであり続ければいいと思いますが、問題はSRです。スタイリングはもちろんのこと、空冷・単気筒・SOHC・2バルブというエンジンはもうそれ以外はありえなく、そうじゃなかった時にはファンの失望は計り知れないことでしょう。あとは次期SRはセルが付くというウワサもあって、これについても「キックオンリー」を望む声というのが案外多いようです。
まぁ、ヤマハ自身が誰よりもSRに求められているものをわかってるハズなので、もはやモンキーじゃねぇよって感じの次期モンキーみたいな的外れな新型SRは出さないんじゃないでしょうかね。
私の希望としてはガラパゴス規格の400ccにはこだわらず、グローバル市場で通用するように500~600cc版も用意して欲しいですね。仮に400オンリーだったとしても、先代のような500のストロークダウンではなく、500のボアダウンのようなロングストロークエンジンにして欲しいかなぁ。
更に言えば新型SRをベースに新世代XT500も復活させてほしい。最近はアドベンチャーモデルが人気だし、ビッグオフの需要ってそれなりにあると思うんですよね。でもアフリカツインみたいにデカすぎず、250ccオフとビッグアドベンチャーの隙間を埋めるビッグシングルオフローダーは該当するモデルがほとんどないので出せばそれなりに売れるんじゃないかなぁ。
ヤマハさん、期待してますよ~。