リリース日や価格。グレード構成なども決まり、いよいよ世に出る日が近づいてきたトヨタ86・スバルBRZ。
ネットや雑誌を見てると世間の注目度はけっこー高いよーに感じるんですけど・・・・・
実際どう？
トヨタ86は最低199万からってことですが、これはエアコンすら付かないベースグレードで実質的に一般が購入するのはその上のGグレード以上で、Gは6MTで241万。諸経費やオプションを加えたら乗り出し300万以上になって、トヨタの狙いである「若者を呼び戻す」というにはちょっと価格的ハードルが高いかな～という気がしてます。
なんたって大卒でも就職口がない、就職しても給料安い、ボーナス出ない、その上先行き不透明なご時世ですから、スポーツカーの新車に300万以上出す若者ってのはかなり限られた人になっちゃうように思います。私が20代の頃はフリーターのくせに500万ローン組む強者もいましたが、さすがに今の時代でそれはムリってもんで、なのでいくらクルマが良くてもそもそもの狙いとしてはもっと底辺を広げる価格帯にするべきだったんじゃないかなーと、余計な心配をしてしまうわけです。エコカーやミニバンじゃなく、こういうのに興味を持つ人が増えるのは自動車業界全体にとってプラスなるはずですから、今からでも1000～1600ccクラスで同じコンセプトのFR車も企画してみてはどう？
私は・・・・買わないけどとりあえず試乗くらいしてみたいです。
こんなの見るとたまにはこういうクルマもいいかなーと思いますけどねー。
