もぉ~、聞いてないんだけどぉ~(笑)
いや、別に言う必要もないけどさぁ。
でも、こうして新潟から全国誌にフューチャーされる人が出てくるってのは喜ばしいことです。
誌面でも書かれているように、決して貴重なモデルなわけでもないし、抜群にコンディションがいいわけでもないし、レアなパーツで飾られてるわけでもないし、鬼のように速いモンスターでもない。数々のVWを見てきた目からすれば何も特別でない普通の66年式。
私が思うに、この66年式はオーナーありき、なんだと思う。
ピカピカに磨かれたショーカーでも、アクセルを踏むことに恐怖を感じるモンスターでも、至って普通の日常で使われているデイリードライバーでも、クルマ単体だけでなく、オーナーとセットで見るとまた別の魅力が見えてくる。
そのクルマを手に入れた経緯、そのクルマとの付き合い方、オーナーのライフスタイル、クルマとは別のホビー、ツルんでる仲間、etc・・・・。
この66のオーナーは私より年上だけどVWのキャリアは私より全然短い。
その分、長いVWカスタマイズの歴史で築かれた固定概念にとらわれず、だからと言って何でもアリなワケではなく、歴史へのリスペクトもありながら、自分なりの形に消化して自由に楽しんでいる。
たぶんそこにはVWカスタマイズはこうだ!ということより、音楽やファッションなどのカルチャーがオーナーのベースとしてあって、頭の中の知識より直感でイジってるからじゃないかなって私は感じてる。
だからこそ、定番も王道もハズシもウケ狙いも様々にミックスされ、さらにオーナーの人柄や仲間、楽しむフィールドともミックスされて、今まで見たことなかったような不思議な世界ができあがってるような気がします。
今まで長いことVWに乗っていろんな人を見てきたけど、こういう人ってたぶん初めてですよ。
だからなおさら見てておもしろいんでしょうね。
きっとこの先もトライ&エラーを繰り返し、それすらも楽しみながら、場合によってはVWじゃないクルマでも、彼の世界は続いていくんじゃないでしょうか。
また来年、一緒にハイランド走りましょうね。
もちろんD-Styleさんに”いの一番”に伝えたかったんですけど、某編集方面から強力なシークレット指令が出てまして^^;
みんなで楽しめているからこそ、それぞれの個性が見え、D-Styleさん始め仲間たちのVWがあってこその’66なのだと思ってます。
これからもずっと一緒に遊んでください。
わかるわかる、私に言うと何でもバラしちゃうもんね(笑)
Sweetieさんの他にもいろんなアプローチやスタンスで楽しんでる人がいっぱいいて、向いてるベクトルや好みのスタイルが違っても、みんなが思い思いに楽しんでる、そんなシーンの中にいるのがとても楽しいです。
またニヤッとしちゃうようなネタ、よろしくです(^-^)/