まずはこちらの記事を。
⇒ ドイツの「Hナンバー」を背負ったクルマ達@ドイツ現地レポ|Current Life
ドイツにこういう制度があるのは知りませんでした。
ドイツ以外でも北欧やイギリスにも同じような制度があるそうで、中には車検や税金を免除している国もあるそうです。
我が日本は古いクルマには増税、さらにその増税分を増していこうという方向で、対して新しいエコなクルマには減税し、とにかく古いクルマはとっとと廃車にして新車をどんどん買いましょう!という流れになっています。
古いクルマをスクラップにして、新しいクルマを作り続ける。
古いクルマを文化遺産として、大切に保護する。
どっちがエコなんでしょうね?
日本車で30年前って言うと、例えばスカイラインなら6代目のR30の頃。西部警察が終わったくらいですよ。仮に日本で30年超のクルマを優遇したところで、「税金安いからR30買おうか」なんて人はまずいないでしょう。そんなの乗るのはガチで好きな人だけで、国内ドライバー人口の0.01%にも満たないレベル。そんな少数に対して増税したって税収はほとんど変わりません。
ま、我々空冷VWオーナーも含めてそういう方はたとえ税金高くてもそれを覚悟で乗ってるわけですが、減税まではしなくても今のクルマと同等に扱ってもバチは当らないと思うんですけどねぇ。
クルマに限らず古い物を大切にする文化の違いをあらためて感じされられました。