昨日に続いて今日もEVネタ。
今度はモーガンEV3です。
モーガンと言えば木製フレームの4/4が代表的かなと思いますが、起源となるのはやっぱり3ホイーラー。実は3ホイーラーも2011年に59年振りの復活を果たして現在新車で購入が可能です。
フロントに積まれたエンジンはS&S製の1983cc・Vツイン、ミッションはMX-5(マツダ・ロードスター)の5速とそれなりに現代の仕様にアップデートされてはいるものの、佇まいは正に往年の3ホイーラーです。
EV3はVツインエンジンを電気モーターに換えられ、代わりにフロントに鎮座したヒートシンクのようなフィンやオフセットされたライトがオリジナル3ホイーラーと大きく雰囲気を変えていることから、モダンクラシックとも言うべく独特のスタイルになっています。
しかしそれ以外の細いタイヤや剥き出しのコクピットはオリジナル3ホイーラーと変わらず、EVでありながら究極のプリミティヴスポーツカーという点においてはオリジナルを超えているかもしれません。
搭載されたモーターは46kW(62PS)と数字的にはたいしたことないように思えますが、500kgを切る軽量ボディと立ち上がりから高いトルクを発生するモーターの組み合わせで、下の動画での走行シーンを見る限りではパフォーマンスも侮れない雰囲気。
しかもこのEV3、コンセプトモデルで終わるのではなく今年中の生産開始を目指してるとか。
お値段は3ホイーラーと同じくらいになる予定だそうで、3ホイーラーの日本販売価格が500万円台らしいのでEV3も国内に輸入されれば500万円台?
まぁ、さすがに気軽に手を出せる価格帯ではないですけど、こんなクルマに21世紀の現在でも乗れるってことだけでもスゴイと思います。