マフラーチョイス

 

現在、ウチのType-3のマフラーはシングルクワイエットが付いてます。

これは車両購入時から付いてたまんまで、タイコにはプレスされた「4TUNED」の文字が。

私よりももう少し年上の先輩方の会話から度々「フォーチューン」の名前は聞いたことがありまして、これがそのフォーチューンではないかと思うのですが、私がVWに乗り始めた当時、既に4TUNEDのマフラーは流通しておらず、現物として見たのはこれが初めて。タイコの角度的にType-1用ではないようにも見えますが、フランジからタイコへ繋がるパイプが少し凹んで(というより歪んで?)るので加工された可能性もアリ?写真ではキレイっぽく見えるかもしれませんけど、現物はクロームも剥げてサビ・キズも多いかなりのボロ。それでも30~40年も使ってたほどのヤレ具合とも思えないので、どこかで長い間眠っていたのがひょんなことでこのType-3に使われたのかもしれません。

うーん、謎だ。

で、ボロでも珍しいマフラーなのでできれば活かしたかったんですが、微妙にエプロンに当たっちゃうんですよね(買った時はエプロン曲げられてましたw)。もう少しフランジの位置を下げてやれば行けそうな気もするけど、タイコだけでなくエキパイもかなりボロなので、ボロを苦労して活かしてもあんまり良くならなそうな気がしたので、ここは一旦4TUNEDを外して別のマフラーに変えることにしました。

ただ・・・Type-3用マフラーってすごく選択肢が少ない。

Type-1用はType-2やカルマンなどほとんどの車種に使えるのに対し、

Type-3は高さを抑えた独特のパンケーキエンジンにしたせいでチュービングもType-1用とは違う取り回しになって、完全に専用設計。作る方の事情としてもそれなりに需要が見込めるType-1とは逆に圧倒的に需要が低いType-3用をわざわざ作るメリットは低く、この取り回しのせいでタイコも限られるので市場に出回っているType-3用マフラーはType-1とは比べ物にならないくらいに種類が少ないのが現状。

国内で普通に買える範囲でラインナップされてるのは、一般的なEMPIのクワイエット、CSPのPYTHON、Tri-Milのクワイエット、それにVINTAGE SPEEDくらいでしょうか。

あとは切った貼ったで加工しまくれば何でもできるけど・・・・ねぇ。

あ、Type-3はヒーター活かすのでマージドという選択肢は最初から入れてません。

 

 

ということで、色々検討して今回はTri-MilのTuck-a-way Single Quietに変更することにしました。フランジ位置が通常のクワイエットより車体前方(つまり奥)に、かつ上になるので他のタイコをそのままポン付けはできないみたいですが、三角フランジではあるので後々遊ぶ余地はあるかな、と。

現在、マフラー交換を含めて諸々の作業のためType-3はショップにお預け中です・・・・。