昨日の記事でEVについて書いたからというわけでもないんだけど、面白そうなクルマが発表になったのでご紹介。
アメリカのBollinger Motorsが開発した「B1」というEVです。
現在までに市販されているEVは普通の乗用タイプが大半ですが、B1は見ての通りのオフロード車。車体のほぼ全てが平面で構成される個性的なエクステリアは軍用車にも見えるくらいのゴツい印象で、なんとなくディフェンダーっぽさも感じます。EVでもこんなルックスですから当然駆動は4WD。前後オーバーハングはスッパリと短く、アプローチ・ディパーチャーアングルも50度以上あり、前後に1基ずつ積んだモーターは最高出力360HPとかなりのハイパワーで、モーターならではの低速での力強さを活かしたオフ性能も期待できそう。バッテリーは60kWhと100kWhの2種類が用意され、100kWhのバッテリーなら航続距離は約320kmにもなります。
面白いのはフロントまでトランクスルーにできること。モーターやバッテリーは完全にフロア下のプラットフォームに格納されているので、内燃機関車ならあるはずのエンジンがないフロントは荷室になり長尺物も積めちゃいます(あんまり利用する機会ないような気もするけど・・・・)。
実際のリリースはまだ先のようで、価格もまだ未定。日本で買えるようになるのかもわかりませんが、どうせEV買うならこんな個性的で思いっきり遊べそうなクルマなら楽しいかもしれませんね。