東京モーターショーのワールドプレミアで発表されたKawasaki ZX-25R。
長らく不在だったクォーターマルチの復活ですよ。
かつてのレーサーレプリア全盛時代、国内各社からはCBR・FZR・GSX-R・ZXR、そしてそれらをベースにしたネイキッドモデルと、250cc4気筒マシンが数多くリリースされていたものですが、時代は変わって今や250ccクラスはシングル・ツインエンジンのみでクォーターマルチは絶滅、2ストも絶滅してしまったので250ccクラスでエキサイティングなモデルはすっかり見かけなくなってしまいました。
実のところ、私自身はこういったモデルにはまったくときめかない人で、ずいぶん昔にKawasakiのバリオスだったかな？一度だけ借りて乗ったことはあるんですけど、街乗りレベルでもすごい回転数が上がるし、渋滞にでもハマろうものならギクシャクしまくりで乗りにくく、道が空いたからさぁフルスロットル～としたところでレッドゾーンまでの道のりが遠すぎて官能的なものも感じられず、これなら2ストレプリカの方がいいなぁと思ったくらいで、それ以来自分の選択肢にクォーターマルチが入ることはないんですけど、自分が好むかどうかは別として求めている人は少なからずいるはずで、この時代にクォーターマルチを出してきたKawasakiの心意気は評価したい。
当然、今の時代に出すんですから排ガスや騒音は規制をクリアしてるんですよね。その上でパワーがどれくらいなのか、レッドゾーンは何回転なのか、あの頃よりは足回りも進化してるだろうし、もし今乗ったら当時とは違う印象を与えてくれるのでしょうか。
排ガス規制をクリアできる2ストエンジンなんかも新開発してくれたらもっと楽しそうだけどな～。
