IGNITE最新号をゲット。
CORE CREWさん、いつもありがとうございます。
今回も変わらずディープな内容でお腹いっぱいなわけですが、中でも気になったのが冒頭のボンネビルチャレンジ。
ボンネビルとはユタ州にあるかつて塩湖だった湖が干上がって塩の平原になったボンネビル・ソルトフラッツで行われる最高速度トライアル「ボンネビル・スピードウィーク」ことなんですけど、ただひたすらに広がる平原を全力で最高速度を狙うという言葉にしちゃえば簡単なんですが、実際にやるとなるとなかなかハードなチャレンジらしく、ほぼ真っ平と言っても微妙に凸凹があったりもするし、標高が高いため平地に比べて酸素濃度が低いとか、だだっ広いけど記録計測は限られた区間内であるとか、そんな単純に記録が出せるわけじゃないんですね。
つい最近も日本のチームがカブ系エンジンでチャレンジしたという記事を読んだばかりで、その時は新記録を出せはしたものの、日本で散々準備していったにも関わらず現地でトラブルが起きたりして、極限状態に挑むというのは相当難しいことなんだなというのを感じたものです。
ただ最高速を出すだけという「単純さ」の点で言えばドラッグレースも似たようなところがありますけど、そこに至る奥深さを知るとそんな単純な目だけでは見れなくなるのがボンネビル。そこにチャレンジする機会を得られるというだけで羨ましい限りです。
あ、IGNITEプロジェクトカーはマーベリックに代わってVWベースのバギー「コヨーテ」が加わるそうで、コレも楽しみですね。