春に免許を取得して原二から250ccにステップアップ予定の息子。
で、免許取ったら購入するバイクの候補に挙がっているのがヤマハのFZS25というモデル。
はて?ヤマハにそんなモデルあったっけ?と思う人も多いハズ。日本国内では販売されていないインド生産のモデルで、平行モノを入れてるバイク屋さんで買えるんですね。
なんでそんなインドヤマハのバイクを候補にしてるかと言えば単純に安いから。息子から相談された際に、最初なら250cc単気筒の中古が安くていいんじゃね?と話したんですが、いざ中古バイクをネットで検索してみると、数年前までリーズナブルだったベーシックな250ccが思ってた以上に高騰しちゃってるんですね。生産が終了している、インジェクションになる前のキャブ車、規制前モデル、などなど、高騰するには様々理由があるんでしょうけど、10年近く前に私が買った250TRもあの当時は常識的な価格だったのが今じゃマジ?と思うくらいの値段になってて、しかも低走行&極上とかじゃなく普通レベルでそんな感じなので、特に何かのモデルに思い入れがあるわけじゃない息子にとってはヘタに割高な中古を買うくらいなら新車のインド車の方がいいのかも?という判断。なんせ新車で30万円台、乗り出しでも40万円台ですから、今の新車価格では考えられないくらいに激安。インド生産ということで心配されるクオリティも、さすがに国産メーカーなので神経質にならずおおらかな気持ちで受け止めれば問題ないレベルではないかと。
元々FZ25というモデルがあって、FZS25はナックルガードが付いたり、メーターバイザーが少し長くなった程度でほぼ同じモデル。フルカウル版のFAZER25というのもあったんですが現在はラインナップ落ちしてるみたい。
まぁ、見た感じ普通のロードバイクです。取り立てて特徴という特徴もありません。デザインは個人的にちょっとガンダムちっくな印象受けますけど、そんなに悪くないと思います。
注目すべきはエンジン。「BLUE CORE」と呼ばれる次世代エンジンとは言いますが、かつてセローやトリッカーで使われていた空冷250ccエンジンをリファインしたもので最新の設計のエンジンではありません。わかりやすい違いはオイルクーラーの有無くらい?もちろんインジェクションでインドの排ガス規制であるBS6に適合してるのでEURO5相当にも適合してることになるらしい。
ということはですよ?セロー&トリッカーはこのエンジン使えば簡単に新規制対応できんじゃね?と思うのですよ。
でも、打開策持っていながら生産終了したってことはそんなに簡単な話じゃないんですかねぇ。
息子が最終的にFZS25を買うかはまだわかりませんけど、ほぼほぼそうなるんじゃないでしょうか。今や空冷単気筒のバイクも珍しくなってきたご時世ですから、新車で空冷乗れるのはある意味ラッキーだったかもしれませんね。