前回でバーハンドル化その他の作業まで完了、しかし劣化して使い物にならないタイヤで走るわけにはいかないのでタイヤを新品に交換します。
1号ではオフ遊び目的でIRCのブロックタイヤ・TR-1を履きましたが、2号はオフ遊びの予定はないので普通のロードタイヤにします。合わせてリアをリトルカブの14インチに変えてみたくて中古のホイールをオークションでゲットしてあったので、フロント17インチ・リア14インチで選べるタイヤで検討した結果、カブ純正採用のダンロップ・D107にしました。
サイズは、フロントが50ノーマルの2.25-17から1サイズアップの2.50-17、リアはリトルカブの標準サイズそのままの2.75-14、ただしD107はフロント用とリア用でパターンデザインが異なり、フロント用の縦溝パターンはカブらしくてキライではないんですが、TT100っぽいリアのパターンの方が好みなので自己責任で前後共にリア用を組みます。
タイヤ交換はホイール状態でバイク屋さんに持ち込んでお願いし、合わせてチューブとリムバンドも交換してもらいました。
左が17インチ、右が14インチに変更したもの。リトル純正なので何の苦労もなくそのままポン付け。フェンダーとのクリアランスの差でタイヤの小ささがよくわかりますね。
フロントは2.25から2.50になってもあまり太くなった感じはしません。車高もそのままなのでクリアランスはガバガバです。ライトのL型ステーを下方向にしていた1号のTR-1はフルボトムするとタイヤとライトのボルトが接触することがあったんですが、このクリアランスならステーを下方向に変えても当たらなそうですね。
リアも車高はそのままなのでリアだけノーマルリトル状態なのですが、タイヤ外径が小さくなった分わずかに低くなったようで、路面の傾斜によってはサイドスタンドでの傾きが微妙で倒れそうになります。前後14インチのリトルカブはサイドスタンドの長さが違うのかな?
タイヤ交換して走行可能になったのでようやく路上デビューです。
リアが14インチになっても極端に後ろ下がりにはなってないのであまり違和感はなく、興味ない人にはわからないレベル。
リアタイヤの変更でギア比がどうなるのかよくわからなかったので、恐らく3速リトルカブと思われるエンジンに付いてたフロントスプロケット14T、リアも購入したホイールに付いてたリトル標準の39T、つまりリトルカブのノーマルギア比であろう状態で試運転。リトルカブも50ノーマルも乗ったことがないので比較しようがないんですけど、思ってた以上にローギアードな感じだったので、1号の余りで残ってたフロント15Tに変更。それでも劇的に変わった感じもしないので、フロントを16Tにするか、リアを35~36Tくらいにするか、乗りながら色々試してみたいと思います。
実際に乗ってみて気付いた点としては、この絞りハンドルって乗りにくいわけではないけどカブのポジションだとかなり窮屈で腕が疲れますね。後ろに木箱が乗ってるので後ろ寄りに座るにも限界があるし、ダブルシートでポジションに余裕があり、チョッパーっぽく腕が伸ばせたらいいんでしょうけど、まぁ現状ではカッコ優先でしかないですね。
あと、ハンドルポスト近くに設置したウインカースイッチはクラッチのないカブなら思ったほど面倒ではないです。まぁこれもカッコ優先なのでオススメはしませんけど(笑)
50ccのノーマルエンジンは非力ではあってもさほど不満もないんですが、50cc登録では出せるスピードの制限が低いので、むしろスピードを気にせずに済む黄色ナンバーにするためにボアアップしたい感じ。パワーはさほどいらないので50~60km/hでのんびり巡行できるくらいだとベターです。
とりあえず走れる状態にはなったので、乗りながらちょこちょこいじっていきますか。