2010年第2戦となるPRA SUMMER NATIONALSは連日の猛暑日でハイランドも予想通りの暑さ。クルマよりも人間が耐えられるかのガマン大会のようでした。
前回からの大きな変更点としてはラインロックと2Stepを導入したスタート方法のチェンジ。これまではサイドブレーキを使っていたステージングをブレーキとスイッチで行います。ラインロックと2Stepは1つのスイッチで作動するようにしたので完全にスタート専用。スタートラインに進みプレステージランプを点けたらブレーキを踏んでシフターに付けたスイッチをON、あとはフロントブレーキが効いた状態でジリジリ前に進み、ステージランプが点くと同時にアクセル全開で回転をキープ、これでアクセルとクラッチワークに集中してスタートできるというわけです。
午前の予選は2本。1本目がRT0.903・ET16.194、2本目がRT1.081・ET16.180とリアクションタイムは良くなるどころかかえっていつもより悪い。言い訳ですけどスイッチに意識が行ってツリーのタイミングを見きれてなかったんですな。まぁこれは何度も走って慣れるしかないでしょう。しかしRTが悪い割にETは悪くないので2Stepで回転をキープしてのスタートはタイムアップに繋がっているのかもしれません。あと、いつも予選タイムがバラバラなのがRTがバラけた割に近いタイムで走れたので珍しく予選2位になりました。
そして午後からの決勝1回戦。スタートが良くなればもう少しタイムは伸びるだろうと16.150でダイヤルイン。予選の2本で右レーンの食い付きが悪いように感じたのでレーンチョイスで左レーンに入ります。予選の反省をふまえてツリーのタイミングを以前と同じになるように浅く入って早めにスタート。それが功を制したのかRTは0.647と予選より少し改善。電光掲示板でRTは見えていたのでこのまま行けばブレイクアウトの可能性があったものの、相手は14秒台でのダイヤルインで後ろから猛烈な勢いで迫ってくるのでアクセル緩めて負けるよりはブレイクアウトの方がマシと全開のまま1車長ほどのリードでなんとかギリギリ先にゴール。ところが勝ったと思って戻ったものの2回戦の呼び出しがかからない。もしかしてホントにブレイクアウトしちゃったのか?とあきらめていたのですが・・・・2回戦が終わった頃に受け取ったタイムシートを見たところ、ETは16.231でブレイクアウトはしておらず、タワーで確認してもタイム的にはこっちの勝ちなのに・・・・どうも計測システムのプログラムにミスがあったらしく、なぜか勝敗を逆に判定しちゃってたようです。気付いた時には時すでに遅し、このまま1回戦敗退で私の夏は終わりました・・・・・。
結果は不完全燃焼ではあったものの、今回は新潟からたくさんの応援も駆けつけてくれて、かつての賑やかな新潟チームが戻ってきたようでうれしくもあり、楽しくもありました。レースですから勝ち負けも大事ですが、こうして仲間でワイワイ楽しめるのは何より大切だと思います。
みなさん、また一緒に仙台行きましょう!
今回もブログで動画アリの記事を書きましたのでご覧ください。
⇒ D’s note「PRA SUMMER NATIONALS」