エコカー補助金の予算が底をつき、7日の申請分をもってついに打ち切りになりました。
8日に申請されたみなさん残念でした。
たぶんディーラーでも間に合わない可能性がある旨の説明はあったかと思いますが、やっぱりアテにしてクルマを買った人はもらえるともらえないではかなり違いますよね。ウチだってアレがなかったら買い替えなんてしなかったですもん。ダメモトで駆け込み申請した人はまだいいとしても、かわいそうなのは余裕を持って必ず間に合うと思って買った人。人気の車種では納車待ちがけっこー長かったりしたみたいなので、ヘタすりゃ夏前に契約したのに納車が間に合わなかったって方もいるかもしれません。理不尽な文句を言われるディーラーさんも多そうですねぇ。
そしてこれから更にディーラーを苦しめるのが補助金終了に伴う販売数の減少。まぁこれは前もって終わるのわかってたわけですから今さらジタバタするものでもないでしょうが、円高や株価低迷もありますからかなり厳しい状況になるのは間違いないでしょう。ホンダはもうすぐFITのハイブリッドをリリースするらしいのでFITハイブリッドに関してはそこそこ行くと思いますがその他の車種はやっぱり厳しいでしょうねぇ。
で、怖いのは補助する財源がないなら古いクルマに乗りにくくしちゃえって安易な発想が出てきやしないかってこと。今でも古いクルマは自動車税が割増されてるってのに、今後は更に増税されるとか、排ガス規制を強化してエコカーじゃなきゃ車検通らなくなるとか、エアバッグ付いてないクルマは危険だから乗っちゃダメとか、そういうアンポンタンな法律考える輩が出てきそうで怖いです。何もみんなで古いクルマ乗ろうってワケじゃないし、そもそも20年も30年も前のクルマなんて（ウチのは50年ですが）総数から見ればかなり少数なんだから、小数を痛めつける発想ではなく全体で発展できるような建設的な政策を期待したいものです。
