AT小型限定普通二輪免許、最短2日で取得可能に

「原付2種」免許の教習日程短縮へ 「世界標準」の125cc乗りやすく 「日本独自」50ccの今後は(乗りものニュース) – Yahoo!ニュース

普通自動車免許を持っていれば、AT小型限定普通二輪免許が最短2日で取れるようになると。

私、最近の教習所事情をよく知らないんですけど、普通自動車免許所有者がAT小型限定普通二輪免許を取るには技能教習8時限と学科教習1時限が必要だそうで、これが1日あたりの教習時間上限を引き上げることで、週末の2日間を利用して一気に取るのも可能になるということらしいですね。

ま、免許を取りたい希望がある人にはいいですよね。

ただ、参考サイトの教習所での費用は11万5000円と、微妙にハードルが高いように感じます。

以前から原付2種二スクーターはセカンドバイク需要があって特に都市部では便利なコミューターとして人気もあり、最近はモンキーが125ccになって復活したり、カブシリーズも110ccになったりして、50ccの原付1種がどんどん過疎ってるのに対して原付2種クラスはメーカーも力を入れる人気のカテゴリーになってるように思います。

で、ホンキで原付2種(あるいはそれ以上のバイクも)に乗ろうと思ってる人にとっては11万5000円ってそんなに高い気はしないし、そういう方は3日かかるところを2日で済むのは便利ではあってもさしたるハードルにはなってないと思うのですけど、今回の措置がそうではない「今までバイクにあまり興味のなかった人」へ向けたバイク人口の掘り起しを目的にしているのであれば、日程よりコストの方が問題ではないかと。

クルマ乗ってて、特にバイクの必要性も感じてない人が、50ccなら乗れるしってゲタ代わりにスクーター買うのと同じノリで、11万5000円出すかって考えると、私はなかなか出さないんじゃないかと思うんですよねぇ。

じゃあ普通自動車免許で125ccまで乗れるようにすれば原付2種クラスが相当盛り上がるのは確実なんでしょうが、50ccと性能が大きく変わる(それほどでもないか)125ccをさして教習も受けずに乗せるのは危険という意見もありますし。

原付2種クラスに魅力的なモデルが増えてる中、どうハードルを下げ、どこまでのハードルを設けるのか、バランスが難しいところです。

最大5万以内でAT小型限定が取れるならウチの奥さんにも免許取らせてクロスカブでも買ってあげちゃおうかな~なんて思ったりしましたが、そもそもウチの奥さん、バイクにまったく興味ないっていういつものオチ(汗)