スクランブラーネタが続きます。
今度はBMWのR NineT スクランブラー。
伝統のボクサーツインを積むクラシカルイメージモデルのR NineTをベースにハンドルやマフラーをアップタイプに変更。フロントも17インチから19インチニアップされ、R NineTで特徴的な倒立フォークも正立に変更されています。
変更箇所はそんなに多くない割に、カフェレーサーっぽい雰囲気だったR NineTから見事にイメチェンしてますね。
2台並べて見比べるとよくわかります。
オプションでスポークホイールへの変更も可能で、ブロックパターンタイヤと合わせるとよりクラシカルテイストがアップ。スクランブラーってくらいですからロードよりデュアルパーパスなタイヤの方が雰囲気の面でも実用面でも向いてるのかなぁと思います。
それにしても、スクランブラーって流行ってるんですかね?
昨日も書いたドゥカティ・スクランブラーに触発されたとか?
何にしても選択肢が増えるのはユーザーにはいいことだし、通常のR NineTもスクランブラーもBMWとしてはシンプルなモデルなのでカスタムベースにもいいですね。
ただ・・・・・お値段がカスタムベースにするにはちょっとお高いんですよねぇ。
R NineTが出た時にはメーカーバックアップの下でカスタムビルダーによるR NineTカスタムが作られたりして、メーカーとしてもイジってもらう素材として考えてるようだし、私も結構いいなって思ったもんなんですが、じゃあいくらすんの?とお値段見てびっくり。車両本体が8%税込み190万円ですよ。300万オーバーもザラなBMWのラインナップの中じゃ飛び抜けて高いわけじゃないけど、車体に加えてカスタムのコストを考えると安いベースを買ってコツコツと・・・なんてパターンとは真逆。ある程度おサイフに余裕がないとカスタムまで手を出すのは難しいんじゃないかなぁ。
R NineT スクランブラーは正立フォークなどコスト下がる要素もあって、それに期待してる声も聞かれますが、元が190万じゃ皆さんが期待するほどのプライスダウンはないんじゃない?せいぜい180万とか(笑)
まぁ、BMWは数あるメーカーの中から選ぶというより好きな人がBMW一択!で買うパターンが多いような気もするので、安くなったらドゥカティ・スクランブラーと競合するかって話でもないんでしょうね。
30年近いバイク歴でもまだ一度も乗ったことがないBMWボクサー。
死ぬ前に一度はそのテイストを感じてみたいものですね。