FUELER MAGAZINE Vol.7の表紙にもなっていたBuick Regal。
このドコにでも（日本ではなくですが）走っていそうなクーペは、例えばアメリカ映画ならカーチェイスの巻き添えを食ってボコボコにされたり、ギャングの銃撃で穴だらけにされるやられキャラ的扱いをされているような、日本でも人気の高い50～70年代辺りのアメ車に比べてなんともどーでもいい印象しかなく、Regal以外でも70年代後半～80年代のクーペ・セダンは特に魅力的でもないどーでもいいクルマな印象だったりするのですが、一転シーンがドラッグストリップになると妙にカッコ良く見えたりするものです。
YouTubeでアメリカのドラッグレース動画を見てると60年代の王道モデルよりもRegalみたいな80年代のフツーのが走ってるのをよく見かけます。4th Mustangなんかも多いですよね。単純に安いベース車がゴロゴロしてるからってのが理由のような気がしますが、ヤボったいストック然としたエクステリアにファットラバーでバーンナウトなんてなんともアメリカ的でカッコいい。見た目地味でもやはりそこはV8搭載ですからそれなりのパフォーマンスを見せてくれますしね。台数が多いということはパーツもきっと豊富なんでしょう。
でも、日本でわざわざこのテの年式のクーペを買うかって言われたら正直微妙。それなりの代金を支払うならそれなりのチョイスをしたいのが人情だし、むしろタダ同然で手に入れちゃったから遊んじゃえみたいなシチュエーションの方が似合います。タマの多いアメリカならそれも可能でしょうが、ここ日本ではなかなか叶うものではないですしねぇ。
もしそんなレアケースがあったら乗ってみるのもいいかも・・・・・？？
