Corvette & Mustang

アメリカンマッスルの代表格、コルベットとマスタングが相次いでフルモデルチェンジ。

 

コルベット▲先代

コルベット▲新型

まずはコルベット。

C3まではオリジナリティ溢れるデザインでカッコよかったのにC4以降はなんだか平凡と言うか、ただデカいだけのクーペって感じだったのが、このC7では一気にスタイリッシュになりました。エクステリアは要所要所にシボレーらしいデザインを感じさせながらも、どちらかと言えばイタリアンスーパーカーに近いイメージでしょうか。意地の悪いコメンターには「プアマンズF」とか言われそうな気もしますが私はキライじゃないですね。パワーユニットはもちろんV8の6.2L LT1で、今のV8はクルーズ時に気筒休止してV4で走れるなんてエコっぽいギミックも盛り込まれているそうです(V4でも3.1Lですからねぇw)。

 

 

マスタング▲先代

マスタング▲新型

 続いてマスタング。

こちらは初代をイメージしたデザインの先代からイメージを踏襲する形でリファインしたようなエクステリア。結果、先代より初代のイメージは薄れてしまいましたが、若干野暮ったさがあった先代に比べて非常にスタイリッシュになりました。フロントフェイスがなんとなく何時ぞやの三菱っぽいかなぁって気がしなくもない?でも個人的にはコルベットよりコッチの方が好みです。パワーユニットはこちらも当然のようにV8が用意されてますが、注目は直4ターボエンジン。2.3Lながら同時にラインナップされるNA・3.7L・V6よりもパワフルだそうです。でもアメリカンマッスルならV8って人の方が多いでしょうからマスタングで直4はないよなぁとも思います。

 

普段、目にして「おっ」と反応するのは70年代前半まで、モデルによっては80年代もアリだけど、21世紀のモデルにもなればあまり興味を惹かれなかったりするんですが、見方を変えればモダンマッスルも案外おもしろいのかもしれません。10~20年くらい経過した中途半端なモデルはプレミアもリセールバリューもないアホみたいなプライスだったりするので、ベースを安く買って普段乗りもできるウィークエンドドラッガーを作るってのもアリ?ボディパーツはわからないけどエンジン関係はオールドでもモダンでもV8はチューニングパーツが豊富ですしね。

 

アメリカ様のご機嫌を伺う安部政権は軽自動車を増税するより5L以上のV8は無税!ってことにすればオバマもよろこんでくれるかもしれませんよ(笑)