カブ90純正エンジンに載せ替えたので、次はそのパワーを活かすためにスプロケットを交換してギア比を見直します。
現状ではフロントが16T、リアが39T。
フロントのドライブスプロケットは17Tでも何とか入るという話も聞いたりはしますが結構ギリギリらしいのでMAXで16Tというのが現実的なラインでしょうか。となると、ここから高速寄りに振っていくにはリアのドライブスプロケットを小さくしていくことになります。
F16・R39のギア比は2.44。
数字での計算はできても実際の体感となるとなかなか予想できないので、とりあえず35T前後で探してたら34Tの新品が割と安くオークションに出てたのでお試して34Tにしてみます。
39Tと34Tで歯数ではたった5つしか違わないのに直径だとこんなに違います。
当然これだけ変わるとチェーンのコマ詰めが必要になるので1コマ詰めました。
F16T・R34Tのギア比は2.13。39Tと比べると14％ほどロングになり、数字上は結構変わってるんですが、実際に走ってみると悪くはないけどもう少し巡行での回転数を下げたいかな・・・という感じ。
ここまで来たらメいっぱいまで小さくしたらどうなるかで試したくなったので、3桁スピードを狙うと謳われているTAKEGAWAの30TのUsedを見つけたのでコレを試してみます。
もはや同じバイクのスプロケとは思えないほどに小さい30T。
当然ここまで変わるとチェーンも更にもう1コマ詰めなければなりません。もう後には戻れない・・・・（汗）
F16T・R30Tのギア比は1.88。34Tと比べて約13％、39Tと比べると約30％もロングです。
で、走ってみると・・・・60km/hくらいまでは普通にいけますが、さすがに90ノーマルでは力不足でその上が回せない。エンジンが頑張らなくてもラクに60km/h巡行できるのを目標としていたのでその点だけならいいのですが、クラッチにも負荷がかかりそうなのでちょっとやり過ぎかもしれません。
しかしチェーンをコマ詰めしたので今さら34Tには戻せません。34Tと30Tの中間で32Tならギリギリ・・・という選択もありますが、F16T・R32Tと、F15T・R30Tのギア比が共に2.00で同じになるのでドライブスプロケットを15Tに下げることに。これならチェーンの長さもそのままいけます。同じ歯が同じところに当たるので倍数にはしない方がいいとも言われてますが・・・もはや現状で選択肢がないのでそこはやむなしです。
で、あらためて走ってみると60km/hでの巡行は悪くない感じ。そこから上は力不足なことは変わらず、クラッチへの負担もやや心配ですが、3速のままでも多少の坂は問題なく登るし、1・2速の加速も充分なので、しばらくこの設定で様子をみることにします。
自宅から片道40kmほどの黄金の里まで走ってみましたが、まったり巡行するには丁度いいくらいでしょうか。ほぼ平坦路だったので尚更そう感じたのかもしれません。
新潟はそろそろバイクもオフシーズンなので、来春になったら山の方へも足を延ばしてみるとしますか。
