HDスポーツスターは既に水冷のスポーツスターSへ切り替わり、これまでの空冷エボリューションエンジンは生産終了となったのは多くの方がご存知の通り。新車はもちろん中古でも人気のフォーティエイトを中心に新車以上のプレミア価格で取引されるといったスポーツスターバブルが発生しています。
そこに、12月5日に開催されたHOTROD CUSTOM SHOW2021で「FORTY-EIGHT FINAL EDITION」なるモデルが発表されました。
ファイナルエディションの名の通りこれで正真正銘のラスト。しかもリリースされるのは全世界で日本のみ、限定1300台で今日12月6日から予約受付開始です。
と、こんな特別仕様とされたファイナルエディション、ブラックが1,799,600円、リーフブルーとホワイトサンドパールが1,830,400円と、通常モデルの1,589,300に比べて20万以上プライスアップなのはちょっと乗せ過ぎかなぁとも思いますが、人気のフォーティエイトですから欲しかったけど最近の高騰ぶりに躊躇してたという方にとっては正にラストチャンス。これがディーラーから出たらプラス100万とかってこともあるかもしれないので、正規の価格で買えるだけありがたいと思うべき?SR400のファイナルもヒドかったですもんね。まさかディーラーさんでボッタクリ価格にするところはないですよね?
5台くらい買って荒稼ぎでもしてやろうかとも思いましたが、そんなことしても全然楽しくないのでやめときます(笑)
たぶんマッハでSOLD OUTになると思うので狙ってた方は今日中に電話です。
しかし、最終モデルがフォーティエイトのみというのはちょっとさびしいですね。個人的にはスポらしさが色濃かった883Rを復活させるなんてことがあったらもっと盛り上がるのにとも思うのですが、883Rが廃版になってもう随分経つので日本のためだけに専用パーツ用意するのも今さらでしょうし、今の日本に883Rのニーズはあまりないですもんね。フォーティエイトに乗ってる若い方はスポーツスターが元々スポーツモデルだってこと知ってるんでしょうか?883カップとかきっと知らないですよね。
ま、ひとまずこれでホントに一時代が終わるということです。
空冷スポーツスターオーナーさんは愛車を大切にしていきましょうね。