先日「6ヶ月点検のご案内」というハガキが届いていました。無論、ヨメさんのFITのこと。クルマを新車で買うことのない私にはこういうのはけっこー新鮮だったりします。
で、2月最後の日曜日である昨日、ホンダのディーラーに行ってきたのですが、ショールームの一番手前には話題のハイブリッドスポーツ・CR-Zが展示されていました。
ネットニュースやTVCMでリリースされたのは知っていましたが現車を見るのはこれが初めて。6ヶ月点検が終わるまでの間、しげしげと眺めてきました。
実際に見たCR-Zはエクステリア・インテリア共にコンセプトモデル時代に比べたら極めて平凡に落ちたなぁというのが正直なところですが、市販車となればこれは仕方ないことでしょうね。
さてこのCR-Z、プリウスやインサイトと同様にハイブリッドカーに分類されるわけですが、それらと大きく異なるのはいわゆるスポーツタイプであること。2ドアハッチバックのスタイリング、ハイブリッドカーとしては初となるマニュアルトランスミッション(6MT)の採用、ほぼ2人乗りと割り切った2+2というパッケージング、完全にプリウス・インサイトとは異なる顧客層を狙っています。
で、私として気になるのはCR-Zの走りウンヌンよりもこのクルマが世間にどのように受け入れられるのかということ。
メーカーのラインナップからどんどんスポーツカー(という表現もどうかと思うが)が姿を消し、今や販売の主力はミニバン&コンパクト。若者はクルマに乗らなくなり、中年層も家族のためにミニバンを選ぶ昨今では街でスポーツカーに乗る人を見る機会はグンと減りました。つまりハイブリッドカーという点を考慮したとしてもこのクルマが受け入れられるマーケットは極めて小さいということです。ウワサでは年内にFITのハイブリッドも控えているそうなので商業的なことを考えれば開発優先度としてはFITを先行させるべきなのに、それよりも優先してこのタイミングで市場にCR-Zを投入したホンダは冷静に考えれば「アンタ、バカぁ?」なんでしょうが、一人のクルマ好きとしてはハイブリッドという建前がスポーツカー回帰に繋がってくれたら少しはメーカーのラインナップも楽しいものになっていくんじゃないかなぁと期待してしまいます。
ちなみに私、子供の頃はホンダ好きで初代バラードスポーツCR-Xがフェイバレットカーでした。
タミヤのプラモも1.5iと無限バージョン作ったし
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