東京モーターショーにてケーヒンが展示していたE-FCR。
バイク乗ってる方ならほとんど知ってるであろうCRキャブレターとその発展版であるFCRキャブレターはバイクのエンジンチューニングにおいて大きな支持と信頼を得ています。
そのCR/FCRがインジェクションのスロットルボディとしてまた進化。
現時点ではまずレース用として開発中で市販の予定はないそうですが、キャブレターが消えゆく中でエンジンチューニングの幅が広がるのは楽しみですね。
で、思ったのはこのE-FCRを空冷VWに使えないかなぁと。
E-FCRのスロットルボディは1モーターで2つを制御するため、実質的にツインチョークタイプとなります。空冷VWのキャブレターで定番のWEBERもツインチョークなので直4エンジンの2個連結と勝手は違うでしょうけど左右に2個セットするのは物理的に可能。口径はφ52で恐らくリッターバイク以上を想定してるサイズだと思うので48IDAくらいのキャパはあるのではないかと。フロート室のないインジェクションならこのままダウンドラフトとしても使えるのでしょうか。あとは制御やマニホールドなど課題はあれど、不可能な話じゃないですよね。
空冷VWのチューニングではまだまだキャブ全盛でインジェクションチューニングはなかなか普及してませんけど、海外の信頼性に不安のあるインジェクションじゃなく国内で信頼性の高いインジェクションが手に入るならおもしろいと思うんですけどね。
もしまた空冷VW復活するならインジェクション化はやってみたいです。