以前より持ってはいたものの、チップのバリエーションが手元になかったために放置していたMSDの2 Step。先日、オークションでRPMセレクターの中古を手に入れたので付けてみることにしました。
2 Stepというのはその名の通り回転数を2段階(2 Step)に切り替えることができるMSDのオプションパーツで、一般的にはオーバーレヴを防ぐリミッターと、スタート時に一定回転数をキープするリミッターの2つで使い分けます。更にもう1段階加わった3 Stepなんてのもありますが、そこまでいくと使うのはほぼレースカーのみ。ストリートカーで使う方はあまりいないかもしれません。また、通常はラインロックと2 Stepはそれぞれ単独のスイッチで動作させ、バーンナウト時はラインロックのみ、スタート時はラインロックと2 Stepの両方をONにすると思いますが、私の場合は基本的にバーンナウトはしませんので、スタート時の操作が複雑にならないようにスタート専用と割り切り、ラインロックと2 Stepを1つのスイッチで連動させるようにしました。
接続はラインロックスイッチから+を分岐しリアへ伸ばして2 Stepと接続。あとはアースをとってMSD 6ALに差していたチップを抜いてそこに2 Stepを繋げばラインロックとの連動は完了です。
2 Stepには2つチップを差すコネクターがありますので、ONで作動(つまりスタート用)するMODULE 1コネクターに4600~6800rpmのRPMセレクター、OFFで作動するMODULE 2コネクターに6000~8200rpmのRPMセレクターを接続すれば、あとは任意の回転数(200rpm刻み)でスタート回転とオーバーレヴ回転の2種類を設定できます。もちろんRPMセレクターがなくても希望回転数のチップを差してもOKです。
あとはベストのスタート回転数をいくつにするかは実際に走ってみて試してみないとわかりません。なんせいつもスタートの時にタコメーターなんて見てないので・・・・(汗)