カブをカスタムするなら避けて通れないのがバーハンドル化。
今さらここで書くまでもなく、カブのハンドル周りは一般的なバイクと違ってかなり特殊。単にハンドルを換えるだけでなく、ライト・ウインカー・レバー・スイッチ・メーター等々、ごっそり一式換える必要があります。
上の写真のような全て一式揃ったバーハンドルキットというのも何種類かリリースされていて、それを使えばあれこれ悩まずに済むんですが、キット自体がなかなかお高くて、しかもそのまま組んだ姿はあんまりカッコよろしくない(メーカーさんスミマセン)。なので個々のパーツをそれぞれ選択して組み合わせるというやり方をする人が圧倒的に多いようです。
で、それぞれのパーツの拾い出しをしてるところなんですが、選択肢が多過ぎてどれがいいのか悪いのかさっぱりわかりません。
バーハンドル化でキモとなるのはやはりハンドルポスト(普通のバイクで言えばトップブリッジに該当する部品)。これも各社から色んなタイプがリリースされていて、鉄板をレーザーカットしただけの簡易なものから、アルミビレットや鋳造など、形も素材も製造方法もお値段も様々で、中には自作してしまう強者もいたりして、どれがベストというものがありません。できれば授業料払わずにクリアしたいハードルですが、一発で決まるってのも難しいのかもしれません。
あとはメーターやインジケーターランプ、キーシリンダーなど、移設が前提のパーツもドコにどうやって移していくかを先に考えておかないと買ったパーツがムダになってしまうこともあり、それらの処理がスタイルの方向性を左右することもあるので、なかなか難しい。
やはり先にイメージを固めるのが大事ですね。