ウワサになってたロイヤルエンフィールドのスクランブラーモデル「Scram 411」が正式発表になりましたね。
プレスリリースではスクランブラーではなく「アドベンチャー・クロスオーバー」と表現されてましたけど、車名が「Scram」ですからスクランブラーでいいと思うんですけどね。まぁそういう細かいことはどうでもいいです。
で、見てそのまんまの通りベースとなってるのはデュアルパーパスモデルのヒマラヤで、ホイールサイズがヒマラヤの21/17インチから19/17インチにダウンし、あとはメーターや外装が少し変わったくらいでヒマラヤと比べて激変というほどではありません。サイドカバーにHIMALAYANの文字があるように、ヒマラヤの別バージョンみたいな位置付けでしょうか。それでも正にアルプスローダーという出で立ちだったヒマラヤよりカジュアルになった印象はあります。スクリーンの代わりに備えられたヘッドライトカバーは昔のXL250Rとかのゼッケン風カバーみたいでなかなかにダサい感じもありますが(笑)、このダサい感じが脱力感あってダサカッコいいとも見えます。インドのセンスなのかなぁ。
エンジンはもちろんヒマラヤと同じ空冷単気筒の411cc。日本の免許制度をまったく意識しない排気量故にヒマラヤの日本での売れ行きは察しがつくところで、GB350のライバルと言われてる350のメテオ/クラシックの方が日本ではメインとなってるでしょうから、スクラム411が出ても爆発的に売れるとは思えないし、わざわざ411ccに乗るために免許取る人もかなり少数と思われます。しかし大型持ってればリッターバイクだろうが411ccだろうが好きなの乗ればいいんですから、あえてこのスクラム411を選ぶというのも悪くないと思います。
と言うか、個人的には結構マストかと。
装備がシンプルになった分、ヒマラヤより10kg以上軽量化され、21インチと19インチでは走破性は大きく差が出るかもしれないけど、あそこまでガチじゃなくていいと思ってた私なんかはこれくらいで丁度いいかも。
ロングストローク単気筒の鼓動を感じながら気軽に林道散策できるバイク、いいと思いますよぉ。
日本導入は夏頃とのウワサなので、入ってきたらぜひ試乗してみたいですね。できればヒマラヤと乗り比べなんかできたら最高~。
楽しみに待ってます!