STREET VWs Vol.62にてポルシェ純正色のsepia brownにてペイントされた’67 Type-1が掲載されていますが、記事中にも書かれているように、最近はキャルルックでもレストアでもとかくVW純正色で塗られるケースが多いように感じます。
↑sepia brownの911
もちろんそれが悪いということではないし、私自身もVW純正色には好きな色が沢山あります。
でも、どうせ塗るならプロジェクトテーマに合わせたカラーチョイスをするとか、今回の’67のように他車種の純正色を流用するとか、もっと遊びもあってもいいかな~なんて思うのです。
60~80年代のヨーロッパ車やアメリカ車には空冷VWにも違和感無く似合いそうなノスタルジックなカラーもけっこーあるし、カスタムの方向性次第では現代車のメタリックやパールカラーも面白いでしょう。その他にもバイク・家電製品・アパレル・コスメなんかにも楽しいヒントがけっこーあったりします。
個人的にsepia brownは色としてはあんまり好きじゃなかったりしますけど、あの’67はインテリアとのマッチングや細かいディティールなど隙なく仕上げているので、これはオーナーのセンスと努力によって成功した良い例なんじゃないでしょーか。
ボディカラーはそうそう簡単に塗り替えたりできるモンじゃないし、ハズした時には目も当てられないので純正以外のカラーでの冒険は勇気いりますけど、しっかりとコンセプトを練ってそれを具現化するカラーをチョイスできれば、リペイントでもオリジナルペイントを超えるショーカーが作れるんじゃないかと思ってます。
さて、ウチのOVALがキレイに生まれ変れるのはいつになるのやら・・・・。