スーパーカブとクロスカブの2022年モデルが正式発表になりました。
最大の変更は以前からウワサされていたディスクブレーキ&キャストホイールでしょうか。
ぶっちゃけ、日々クロスカブに乗っててもドラムブレーキで不足を感じたことはないし、バイクにABSなんて必要性を感じないし、値段上がるくらいならディスクブレーキなんていらねぇよぉと思うんですけど、昨今の様々な規制に対応するためにムリにしなくてもいい変更を余儀なくされるのはメーカーさんとしても大変ですよねぇ。
キャストホイールはチューブレスが履けるというメリットがある反面、やっぱりカブならスポークホイールでしょ~という声も根強く、ここは賛否の分かれるところ。私はキャストの写真見て思ってたほど違和感はなかったんですけど、らしさという点ではスポークの方がいいなぁと思います。ホイール自体はデザインがC125に使われているものと似てますが同じホイールなんでしょうか。ブレーキ位置がC125が右なのに対しカブは左、ホイールの仕上げもC125に比べてちゃちぃ単色と多少の違いがあって、似て非なるものなんでしょうか。
クロスカブも思ってたほど違和感ないですけど、やっぱりスポークの方が雰囲気だよなぁ。セローのリアみたいにチューブレス履けるスポークにすればよかったのに。そっちの方がコストかかるのかな。
現行のJA44カブにはキタコからディスクブレーキKITが出ていて、ホイールから片側のフロントフォーク、マスターシリンダー用に加工されたカバーも含めたハンドル廻り一式とかなりのボリュームで16.5万円というなかなかハイソなKITなんですけど、今度はディスクブレーキのままスポークホイール化するKITが出そうな予感。リアは現行のスポークホイールがポン付けできそうな気がします。
あとはエンジンも新型になってるみたいですがこの記事書いてる時点ではまだ詳細がよくわかりません。タイ仕様で使われたロングストロークのNEWエンジンですかね。
クロスカブに関してはわかりやすい変更点としてスピードメーターがガラリと変わってました。これまでのバカデカいボックスから小ぶりになりましたね。機械式だったものが電気式になって、キーONで針がグイーンと回るオープニングセレモニー付き、シフトインジケーターやトリップ、平均燃費なんかも表示できるマルチなメーターになりました。よく見ると盤の色がクロスは黒でカブが白という違い以外は形はまったく同じなので共用になったということですね。当然機能的にはカブも同じです。
現行のメーターで大きな不満はないですが、唯一惜しかったのがトリップメーターがないことだったので、そこだけは新型のメーターが羨ましいところですね。仮に流用できたとしてもそこまでする気はありませんが・・・・。
あとは昨年2000台限定でリリースされたプコブルーがレギュラーカラーになるという話もあり、人気色だっただけにオーダーが集中しちゃうかもしれませんね。ツヤ消しのメタリックってのは正直微妙かなぁ。
昨年の時点で現行は生産が終わってたのか、昨今の半導体不足で生産が間に合わないのか、最近は中古のクロスカブが新車価格より高く売られてたりするようなんですが、新型のリリースでそれも落ち着くでしょうか。それとも「やっぱカブはスポークでしょ!」と旧型がさらに高騰したりして?
ウチのクロスカブも新車価格以上で売れるかな~(売らないけど)